弾発股(ばね股) snapping hip
股関節の運動によって弾発現象をきたす疾患をいう。他覚的な轢音や異常な腱の活動が感じられるものから本人の自覚的に感じる弾発までを含んでいる。発生部位により、関節外型と関節内型に分けることができる。轢音を聴取できるものはほとんど関節外型である。また発生頻度も関節外型に多く、大転子と腸脛靭帯または大殿筋前縁での弾発現象がほとんどであるが、腸腰筋腱が原因となる場合もある。関節内型は関節唇の断裂、骨軟骨腫症、関節内遊離体などのさまざまな原因疾患によって起こる。
症状
弾発時の音が外から聞こえる場合もある。滑液包炎を伴うと疼痛を生じる。外側型では腸脛靭帯の肥厚を触知することがある。また、他動的に、股関節内転位で屈曲伸展、あるいは内外旋すると弾発現象が誘発されやすい。弾発現象のみでその他の症状を呈さないものも多い。
加古川市 真 接骨院では患者様一人一人問診にじっくり時間を取り、主訴・患者様の希望・懸念・既往歴・生活歴等を把握してから視診・触診・計測評価・動的評価・神経学的評価・各種徒手検査を行い患者様が訴える不調の原因を見つけ出し、患者様一人一人に合った手技・RICE処置・ストレッチ・テーピングを施し不調の原因を改善、健康な身体へと導いていきます。